白内障手術の流れ(手術前〜手術後まで)
■ 手術前の準備
白内障手術を安全に行うため、以下の検査や準備を行います。
眼科検査
視力、眼圧、眼底検査(散瞳)、OCT、角膜内皮細胞の検査、眼軸長検査、角膜形状の検査などを行います。
手術方法や合併症について説明
手術方法、合併症、手術後の注意点について説明します。
眼内レンズ決定
生活スタイルや術後の希望の見え方などをお聞きして、最適な眼内レンズを決定します。
当院では単焦点レンズ、トーリックレンズ(乱視矯正レンズ)、多焦点レンズを取り扱っています。
血液検査
B型・C型肝炎ウイルス、梅毒、などの感染症検査を行います。
感染症がある場合は準備内容が異なるため、事前に確認させていただきます。
必要に応じて心電図や、かかりつけ医への情報提供依頼を行うこともあります。
点眼の開始
手術の3日前から抗菌薬の点眼を開始します。
普段使用している点眼薬も通常どおり使用します。
■ 手術当日の流れ
来院時間
午後12時または13時に来院していただきます。
正確な来院時間は、当日の朝にお電話でお知らせいたします。
持ち物
診察券、マイナ保険証、普段服用しているお薬、手術説明書・同意書(署名済み)、手術費用(クレジットカード可)をご持参していただきます。
注意事項
・来院1時間前までに食事を済ませ、その後は飲食を控えていただきます。
・お化粧、マニキュア、ジェルネイルは控えます。
・糖尿病薬やインスリンを使用されている方は、看護師より服薬指示があります。
・体調がすぐれない場合や発熱している場合は、医師の判断で手術を延期することがあります。
来院後の流れ
1. 受付
2. 手術説明書・同意書の提出
3. 散瞳薬・麻酔薬の点眼
4. 体温・血圧測定
5. 手術着を羽織り、帽子を着用
6. 手術する目の確認後、順番をお待ちいただきます。
■ 手術中の流れと注意点
手術室では、心電図や血中酸素濃度を測定しながら、安全に手術を行います。
緊張が強い場合は、笑気麻酔や静脈麻酔を使用します。
• 顕微鏡の光がまぶしく感じることがありますが、正面の光を見ます。
• 動かないようにリラックスして力を抜きます。
• 不安や痛みがある場合は、遠慮なく声に出してお知らせください。
■ 手術後の流れ
手術後は目にガーゼをあて、保護メガネを装着します。
体調に問題がなければお会計を済ませ、処方箋を受け取ります。
院外薬局で術後の点眼薬と清浄綿を受け取り帰宅します。
■ 手術後の生活
・点眼と清潔
帰宅後、ご自身でガーゼを外し、清浄綿で目のまわりをやさしく拭いた後、点眼を開始します。
目をこすったり押したりしないようにします。
保護メガネは寝る時以外、2週間程度の装用をおすすめします。
・洗顔・入浴
・ 首から下のシャワー:翌日から可
・ 洗顔・洗髪:手術3日目から可
・ 入浴:手術7日目から可
・活動・運動
・ 軽い家事や買い物:翌日から可
・ 軽い運動:2週間後から可
・ 農作業・水泳・コンタクト装用:1か月後から可
・飲酒
手術7日目以降から可能です。
・メガネ作成
手術後、眼内レンズの度数は変動するため術後1ヶ月経過してからメガネを作成します。
生活に支障ある方は早めにメガネを作成する場合もあります。
・通院スケジュール
手術翌日、2〜3日目、1週目、2週目、1か月、2か月、3か月、6か月の検診が必要です。
医師の指示に従い、経過を確認していきます。
