日帰り手術Day surgery

日帰り手術について

やまうち眼科クリニックでは、白内障や網膜硝子体疾患に対して、
身体への負担が少ない日帰り手術を行っています。
硝子体手術は入院が一般的でしたが、手術機器と技術の向上により日帰り手術が可能となっています。
日帰り手術では、入院にかかる費用の負担もなく、速やかに日常生活に戻れるメリットがあります。

手術時間については、白内障手術は約10分、硝子体手術は30〜60分程度の短時間で終了します。
術後は2〜3日程度、異物感を感じることがありますが、強い痛みはほとんどありません。

多くの方は局所麻酔で安全に手術を受けられますが、不安や緊張が強い方には
笑気麻酔(吸入麻酔)や静脈麻酔を併用することも可能です。
リラックスした状態で手術を受けていただけるよう、
患者様一人ひとりに合わせた麻酔方法をご提案いたします。

なお、目の状態ご本人生活環境などにより入院が望ましいと判断される場合は、
連携している総合病院をご紹介いたします。
詳しくは医師にご相談ください。

高額療養費制度について

高額療養費制度は、医療機関や薬局で支払った医療費が一定の自己負担限度額を超えた場合に、その超過分が後日払い戻される制度です。

自己負担限度額は、患者さまの年齢や所得区分、世帯の保険加入状況により異なります。あらかじめ高額な医療費が見込まれる場合には、「限度額適用認定証」をご提示いただくことで、医療機関の窓口での支払いを自己負担限度額までに抑えることが可能です。

制度の詳細については、厚生労働省HP「高額療養費制度を利用される皆さまへ(厚生労働省)」をご確認ください。

詳しくはこちら

白内障の日帰り手術

白内障とは?

水晶体は、カメラのレンズのように光を集めて外界の映像を網膜に投影する役目をしています。
白内障とは、その水晶体が濁ることで視力が低下する疾患です。

主な原因は加齢による変性ですが、アトピー性皮膚炎、糖尿病、外傷、薬の副作用などによって若い方でも発症することがあります。

白内障の主な症状

  • 視界がかすむ・ぼやける
  • 光がまぶしく感じる
  • 視力の低下
  • 物が二重・三重に見える
  • 見える色がくすんで見える
  • 近視が進行したように感じる

初期の段階ではほとんど自覚症状がない場合もあり、
気づかないうちに進行していることもあります。
生活の中で「見えづらさ」を感じたら、早めの受診をおすすめします。

日帰り白内障手術

当院では小切開で目に優しい白内障手術を実施しております。
目の状態、生活スタイルを考慮して単焦点レンズ、乱視矯正レンズ、多焦点レンズのどれが適しているか
患者さんと相談してレンズを選択していきます。

また、硝子体手術も行える施設であるため、
難症例と言われる散瞳不良、硬い白内障、浅前房、水晶体の支えが弱い白内障症例の手術も対応可能であることが当院の強みです。

白内障の手術方法

※日本アルコン提供資料

① 点眼麻酔にて手術を行います。
② 黒目と白目の境目を2.4mm切開します。
③ 超音波にて水晶体を破砕・吸引して、水晶体を包んでいる袋(嚢)を残します。
④ 水晶体の袋(嚢)の中に眼内レンズを移植します。

*手術時間は10分程度です。
*硝子体手術も行える施設であるため、難症例と言われる散瞳不良、硬い白内障、浅前房、水晶体の支えが弱い白内障症例の手術も対応可能です。
*不安や緊張が強い方には、静脈麻酔や笑気麻酔を行って安心して手術を受けられる体制を整えています。

白内障手術の流れ
(手術前〜手術後まで)

手術前の準備

白内障手術を安全に行うため、以下の検査や準備を行います。

眼科検査
視力、眼圧、眼底検査(散瞳)、OCT、角膜内皮細胞の検査、眼軸長検査、角膜形状の検査などを行います。

手術方法や合併症について説明
手術方法、合併症、手術後の注意点について説明します。

眼内レンズ決定
生活スタイルや術後の希望の見え方などをお聞きして、最適な眼内レンズを決定します。
当院では単焦点レンズ、トーリックレンズ(乱視矯正レンズ)、多焦点レンズを取り扱っています。

血液検査
B型・C型肝炎ウイルス、梅毒などの感染症検査を行います。
感染症がある場合は準備内容が異なるため、事前に確認させていただきます。
必要に応じて心電図や、かかりつけ医への情報提供依頼を行うこともあります。

点眼の開始
手術の3日前から抗菌薬の点眼を開始します。
普段使用している点眼薬も通常どおり使用します。

手術当日の流れ

来院時間
午後12時または13時に来院していただきます。
正確な来院時間は、当日の朝にお電話でお知らせいたします。

持ち物
診察券、マイナ保険証、普段服用しているお薬、手術説明書・同意書(署名済み)、手術費用(クレジットカード可)をご持参していただきます。

注意事項
・来院1時間前までに食事を済ませ、その後は飲食を控えていただきます。
・お化粧、マニキュア、ジェルネイルはしないようにお願いします。
・糖尿病薬やインスリンを使用されている方は、看護師より服薬指示があります。
・体調がすぐれない場合や発熱している場合は、医師の判断で手術を延期することがあります。

来院後の流れ

1. 受付
2. 手術説明書・同意書の提出
3. 散瞳薬・麻酔薬の点眼
4. 体温・血圧測定
5. 手術着を羽織り、帽子を着用
6. 手術する目の確認後、順番をお待ちいただきます。

手術中の流れと注意点

手術室では、心電図や血中酸素濃度を測定しながら、安全に手術を行います。
緊張が強い場合は、笑気麻酔や静脈麻酔を使用します。

• 顕微鏡の光がまぶしく感じることがありますが、正面の光を見ます。
• 動かないようにリラックスして力を抜きます。
• 不安や痛みがある場合は、遠慮なく声に出してお知らせください。

手術後の流れ

手術後は目にガーゼをあて、保護メガネを装着します。
体調に問題がなければお会計を済ませ、処方箋を受け取ります。
院外薬局で術後の点眼薬と清浄綿を受け取り帰宅します。

手術後の生活

点眼と清潔
帰宅後、ご自身でガーゼを外し、清浄綿で目のまわりをやさしく拭いた後、点眼を開始します。
目をこすったり押したりしないようにします。
保護メガネは寝る時以外、2週間程度の装用をおすすめします。

洗顔・入浴
・ 首から下のシャワー:翌日から可
・ 洗顔・洗髪:手術3日目から可
・ 入浴:手術7日目から可

活動・運動
・ 軽い家事や買い物:翌日から可
・ 軽い運動:2週間後から可
・ 農作業・水泳・コンタクト装用:1か月後から可

飲酒
手術7日目以降から可能です。

メガネ作成
手術後、眼内レンズの度数は変動するため術後1ヶ月経過してからメガネを作成します。
生活に支障ある方は早めにメガネを作成する場合もあります。

通院スケジュール
手術翌日、2〜3日目、1週目、2週目、1ヶ月目、2ヶ月目、3ヶ月目、6ヶ月目の検診が必要です。
医師の指示に従い、経過を確認していきます。

眼内レンズについて

※日本アルコン提供資料

眼内レンズは一度挿入すると、基本的に生涯使い続ける「一度きりの選択」となります。
だからこそ、白内障や手術の内容を正しく理解し、ご自身の目や生活に最も合ったレンズを選ぶことが何より大切です。
やまうち眼科クリニックでは、患者さま一人ひとりに最適な見え方を実現するため、丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を心がけています。

焦点距離について

※日本アルコン提供資料

私達は生活の中で様々な距離に焦点を合わせてものを見ています。
人間の水晶体は、形を変えて幅広い距離に焦点を合わせる調節力が備わっていますが、老化と共にその調節力がなくなり手元が見えづらくなってきます。
これを老視といいます。これと同様に眼内レンズは形を変えられないため調節力がなく、焦点距離が限られており見えない距離はメガネが必要になります。
一般的に使用されるこのような眼内レンズを単焦点レンズといいます。眼内レンズを選ぶ際には、日常生活の中で最もよく見ている焦点距離を考えてレンズを選択することが大切です。
手術後にメガネをかけることに抵抗がない方は、単焦点レンズで快適に日常生活を送れると考えていますが、現在では眼内レンズの技術進歩により様々な距離に焦点が合う多焦点レンズが開発されています。
できるだけメガネを掛けたくない方は、多焦点レンズのメリットと弱点をよく理解して検討されることをお勧めしています。

レンズによる焦点距離の違い

単焦点レンズの焦点距離
多焦点レンズ(3焦点)の焦点距離
多焦点レンズ(焦点深度拡張)の焦点距離 ※日本アルコン提供資料

〇単焦点レンズ:遠方、中間、近方のいずれかに焦点が合います。その他の距離はメガネが必要になります。
〇多焦点レンズ(3焦点タイプ):遠方、中間、近方の3つの距離に焦点が合います。ほとんどの方は、メガネ無しで生活が送れます。
*弱点:焦点が合う距離で比較した場合、単焦点レンズより視界のコントラストが落ちます。
夜間、強い光を眩しく感じます(ハロー、グレア)。
〇多焦点レンズ(焦点深度拡張タイプ):遠方、中間に焦点が合います。
近方は実用的な文字サイズは見えますが、小さな文字はメガネが必要になる場合があります。
コントラスの低下はわずかで3焦点タイプのような夜間の眩しさは少ないです。

見え方のイメージ

見え方のイメージ1
見え方のイメージ2
見え方のイメージ3 ※日本アルコン提供資料

様々なライフスタイルの中でメガネのない生活を希望される方は、多焦点レンズを検討されることをお勧めします。
但し、多焦点レンズを使用してもメガネが必要になる場合もあります。

※日本アルコン提供資料

単焦点レンズと多焦点レンズの費用について

〇単焦点レンズを使用した場合(3割負担の方):片目5−6万円
*手術代金はレンズの費用を含め全額保険適用です
〇多焦点レンズを使用した場合:片目40−45万円
*手術代金は保険適用ですが、多焦点レンズに係る費用は自己負担となります(選定療養)

眼内レンズの選び方フローチャート

次の質問に答えてご自身の生活スタイルに合った最適な眼内レンズ決定の参考にしてください。

眼内レンズ フローチャート ※日本アルコン提供資料

白内障手術のタイミング

  • 白内障による視力低下で日常生活に不自由を感じる時
  • 矯正視力が0.7未満の場合(運転免許更新には0.7以上の視力が必要)
  • 白内障が進行すると手術が難しくなるためその前に手術をすることが重要
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白内障手術の流れ(手術前〜手術後まで)


手術前の準備
白内障手術を安全に行うため、以下の検査や準備を行います。

眼科検査
視力、眼圧、眼底検査(散瞳)、OCT、角膜内皮細胞の検査、眼軸長検査、角膜形状の検査などを行います。

手術方法や合併症について説明
手術方法、合併症、手術後の注意点について説明します。

眼内レンズ決定
生活スタイルや術後の希望の見え方などをお聞きして、最適な眼内レンズを決定します。
当院では単焦点レンズ、トーリックレンズ(乱視矯正レンズ)、多焦点レンズを取り扱っています。

血液検査
B型・C型肝炎ウイルス、梅毒、などの感染症検査を行います。
感染症がある場合は準備内容が異なるため、事前に確認させていただきます。
必要に応じて心電図や、かかりつけ医への情報提供依頼を行うこともあります。

点眼の開始
手術の3日前から抗菌薬の点眼を開始します。
普段使用している点眼薬も通常どおり使用します。


手術当日の流れ

来院時間
午後12時または13時に来院していただきます。
正確な来院時間は、当日の朝にお電話でお知らせいたします。

持ち物
診察券、マイナ保険証、普段服用しているお薬、手術説明書・同意書(署名済み)、手術費用(クレジットカード可)をご持参していただきます。

注意事項
・来院1時間前までに食事を済ませ、その後は飲食を控えていただきます。
・お化粧、マニキュア、ジェルネイルは控えます。
・糖尿病薬やインスリンを使用されている方は、看護師より服薬指示があります。
・体調がすぐれない場合や発熱している場合は、医師の判断で手術を延期することがあります。

来院後の流れ
1. 受付
2. 手術説明書・同意書の提出
3. 散瞳薬・麻酔薬の点眼
4. 体温・血圧測定
5. 手術着を羽織り、帽子を着用
6. 手術する目の確認後、順番をお待ちいただきます。


手術中の流れと注意点
手術室では、心電図や血中酸素濃度を測定しながら、安全に手術を行います。
緊張が強い場合は、笑気麻酔や静脈麻酔を使用します。

• 顕微鏡の光がまぶしく感じることがありますが、正面の光を見ます。
• 動かないようにリラックスして力を抜きます。
• 不安や痛みがある場合は、遠慮なく声に出してお知らせください。


手術後の流れ
手術後は目にガーゼをあて、保護メガネを装着します。
体調に問題がなければお会計を済ませ、処方箋を受け取ります。
院外薬局で術後の点眼薬と清浄綿を受け取り帰宅します。


手術後の生活

点眼と清潔
帰宅後、ご自身でガーゼを外し、清浄綿で目のまわりをやさしく拭いた後、点眼を開始します。
目をこすったり押したりしないようにします。
保護メガネは寝る時以外、2週間程度の装用をおすすめします。

洗顔・入浴
・ 首から下のシャワー:翌日から可
・ 洗顔・洗髪:手術3日目から可
・ 入浴:手術7日目から可

活動・運動
・ 軽い家事や買い物:翌日から可
・ 軽い運動:2週間後から可
・ 農作業・水泳・コンタクト装用:1か月後から可

飲酒
手術7日目以降から可能です。

メガネ作成
手術後、眼内レンズの度数は変動するため術後1ヶ月経過してからメガネを作成します。
生活に支障ある方は早めにメガネを作成する場合もあります。

通院スケジュール
手術翌日、2〜3日目、1週目、2週目、1か月、2か月、3か月、6か月の検診が必要です。
医師の指示に従い、経過を確認していきます。

当院の白内障手術の強み

最新の眼軸測定・術中ナビゲーションシステムで安全・正確に

白内障手術では、手術前の精密な眼軸測定と、手術中の正確な操作がとても大切です。
当院では、アルコン社の眼軸測定装置「ARGOS」とイメージガイダンスシステム「Verion」を導入し、患者さま一人ひとりに最適な治療を提供しています。

眼軸測定装置「ARGOS」とは

「ARGOS(アルゴス)」は、目の長さや角膜の形を光で正確に測定できる最新機器です。
従来の装置に比べて、測定精度が高く、白内障が進行していても安定した測定が可能です。
この装置を使うことで、検査誤差を最小限に抑え、よりクリアな見え方を目指すことが
できます。

イメージガイダンスシステム「Verion」とは

「Verion(ヴェリオン)」は、手術中に患者さまの眼の画像を顕微鏡内に映し出し、医師が正確に手術できるようサポートするシステム
です。
切開位置やレンズの固定位置を手術中リアルタイムに確認できるため、高い精度で手術を行えるのが特徴です。
特に乱視をお持ちの方では、Verionを使うことで乱視矯正の精度が向上し、術後の視力の質がより高まります。

当院では、ARGOSとVerionを組み合わせて活用することで、「より正確に、より安全に」 を追求した白内障手術を行っています。

網膜硝子体の日帰り手術

網膜硝子体の日帰り手術

眼球の内部は、「硝子体(しょうしたい)」と呼ばれる無色透明のゼリー状の組織で満たされています。硝子体は、目の形を保つとともに、光の通り道を確保し、外部からの衝撃をやわらげるなど、さまざまな役割を担っています。
しかし、加齢や病気外傷などの影響で、この硝子体が濁ったり、網膜を引っ張ってしまったりすることで、「視界のゆがみ」「かすみ」「視力の低下」といった症状を引き起こすことがあります。

網膜硝子体手術は、このような硝子体や網膜に関連する疾患に対して行う手術です。濁った硝子体を除去したり、網膜の異常を修復することで、視機能の改善を指します。

従来は入院が必要とされていた手術ですが、医療技術や機器の進歩により、低侵襲かつ安全に行えるようになりました。
その結果、多くのケースで日帰り手術が可能となっています。

これらの手術は、院長の得意とする手術です。

対象となる主な疾患

  • 黄斑前膜(おうはんぜんまく)
  • 黄斑円孔(おうはんえんこう)
  • 裂孔原性網膜剥離
    (れっこうげんせいもうまくはくり)
  • 硝子体黄斑牽引症候群
    (しょうしたいおうはんけんいんしょうこうぐん)
  • 糖尿病網膜症
    (とうにょうびょうもうまくしょう)
  • 硝子体出血
    (しょうしたいしゅっけつ)
  • 眼内(がんない)レンズ脱臼(だっきゅう)

これらの疾患は、放置することで視力が大きく損なわれる可能性もあるため、早期診断適切な治療が重要です。

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